Jiraの自動化機能を利用して期日を過ぎた課題をそれぞれの担当者へメールを送信する

今回は期日の過ぎた課題を検索しそれぞれの担当者へメールを送信する自動化ルールの作成方法をご紹介します。

■ 手順

  1. 任意のプロジェクトを開き[プロジェクト設定]-[自動化]を選択する
  2. 右上の[ルールを作成]を選択する
  3. トリガーにスケジュール時トリガーを追加します
    1.  任意のスケジュールを設定します。今回は平日の午前9時にルールを実行するよう設定します。
      • Screen Shot 2021-11-08 at 16.14.18.png
    2. 次にスケジュール時トリガー内の[JQL 検索を実行し、クエリ内の各課題に対してアクションを実行します。]にチェックを入れます
    3. [JQL]に次のようなJQLを入力します。
      • due <= "0" AND project = <プロジェクトキー> AND resolution = Unresolved
      • Screen Shot 2021-11-08 at 16.28.34.png
    4. 念のため[クエリを有効化]を選択し正しい検索ができていることを確認します。
    5. JQLが正しいことが確認できたら右下の[保存]を選択します
  4.  次のアクションから[メールを送信]アクションを選択します。件名、コンテンツについては必要に応じて変更してください。
    1. それぞれの項目に次のように入力します
      • ターゲットステータス : 担当者
      • 件名 : 課題の期限が過ぎています:{{issue.key}} - {{issue.summary}}
      • コンテンツ : 
        次の課題の期限が過ぎていますので確認をお願いいたします。
        {{issue.key}} - {{issue.summary}}
        期限 : {{issue.duedate}}
        説明:{{issue.description}}

        {{issue.url}}
    2. [保存]を選択します
  5. 名前を入力し[オンにする]を選択します。
    • Screen Shot 2021-11-08 at 16.41.04.png
  6. 以上で完了となります。右上の[ルールを実行]からルールを試してみましょう。


メールの件名、コンテンツで利用できるスマートバリュについては次のドキュメントをご覧ください。

Jiraの自動化機能は非常に強力で様々なことを実現可能です。よろしければ次の記事もご覧ください。

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